むっちゃんさん、お久しぶりです。 STEREOeYeのBBS、ちょっと出すぎなので、本題がらみでこちらにカキコさせていただきます。
SPM、ちょっとバージョンをチェックしていなかった間に、クローンブラシ機能やホロブレード用のステレオ表示機能(ホロブレードのユーザーさんがどのくらいいらっしゃるかは別として)が付加されていたりと、フリーソフトでありながら最強のステレオ写真エディターとして進化し続けているのには敬服いたしますし、本当にお世話になっています。
同じくSMMも(実はv0.94をインストールしたのは最近でして...)、左右自動色合わせ機能や、難しかった細かな位置調整も水平/垂直の遠近補正機能が追加されていたので、ほとんど歪みの無いステレオ・ムービーが出来るようになり、非常に助かっています。 私の場合は、赤外線リモコン分岐で撮ったXactiのなんちゃってハイビジョン・ムービーはほとんどフレームズレが1コマぐらいなので、1本の立体ムービーを作る作業工程は、 @ハイビジョン編集が出来る通常のビデオ編集ソフトで各カットごとに不要箇所をカットし、左右を大まかに色合わせしながらハイビジョンmpeg2に変換保存したうえで ⇒ASMMに読み込む前の左右の各ムービークリップの1フレーム目(必要に応じて途中や最終フレームの場合もある)を静止画キャプチャーし ⇒BそれをSPMで立体写真として「自動位置調整」して表示された各パラメータ数値をメモして ⇒CSMMで左右ムービーを読み込んだらすぐに位置調整でBのパラメータ数値を入力し ⇒Dステレオウィンドを見定めながらはみ出さないように左右位置を再調整し ⇒E再度フレームの同期と色を最終チェックして必要なら自動色合わせし ⇒F通常のビデオ編集ソフト上の画面と比較しながら4:3にクロップ(トリミング)する4箇所のポイントを決めてクロップし ⇒G640x480x2サイズにサイズ変更して無圧縮AVI保存し ⇒Hそれを通常のビデオ編集ソフトでつなげたりBGM、音声、色とコントラストの最終調整をして ⇒I軽いWMV形式に変換して完了 といった10プロセスで行っています。作業中のデスクトップには「SMM」「SPM」「一般的なビデオ編集ソフト」の3つを開いて1シーンずつ流れ作業で行っていますが、以前に比べて格段に作業が効率化されました。 自由な時間が出来次第、SPMとSMMの実践的な使い方教室として、私のサイトで図解しながら分かりやすく紹介したいと思います。 また、クロマキー合成による立体タイトルやグラフィックで作った背景との合成にも来年はチャレンジしたいと思います。
なお、同じ640x480x2のステレオ・ムービーでも、やはりハイビジョン画質からトリミングして縮小した方が全然画質が良く、立体感も高まります。つきましては希望としては、位置調整後のトリミング時に使える4:3と16;9の2つの固定比率の自由トリミング枠機能を是非追加していただきたいと願っています。
早くオリンパスから液晶モニター対応のシャッターメガネが、報道どおりの安価な価格で発売されて、立体写真と立体ムービーを楽しむ層が広がり、益々むっちゃんさんの素晴らしいSPM・SMMのユーザーが増え、若い人から新感覚の3D作品がどんどん出てくることを願っています。
本業がお忙しそうですが、お体を壊さないようにしつつ、お手すきの時で結構ですからSPMとSMMをさらに進化させてくださるよう、来年もよろしくお願いいたします。 |
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