i3DMovieMaker

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i3DMovieMakerは、iPhone / iPad 用の3D動画/静止画編集アプリです。

最新バージョンでは、元々あったアプリ内の3Dカメラ機能に加えて、Apple Vison Pro用に開発された、空間ビデオ/空間写真の読み書きや、ポートレート写真やシネマティックビデオに埋め込まれているデプスマップを使ったリアルタイム3D変換機能も実装しました。
iPhoneで可能な3D関連機能は全てこのアプリに盛り込んだつもりです。是非ご活用下さい。

「空間ビデオ/空間写真の読み書き」の詳細はこちらをご覧下さい。

「シネマティックビデオ/ポートレート写真の3D変換機能」の詳細はこちらをご覧下さい。

3D動画(左右別々、半幅SBS、全幅SBS)、3D静止画(左右別々、SBS)から、各種ステレオ形式(左右別々、半幅SBS、全幅SBS、LR/RL、各種アナグリフ)に変換表示できます。
左右映像の位置調整やトリミング、動画の先頭や後端のカット編集ができます。

i3DMovieCamや、本アプリのカメラ撮影機能で撮影した3D動画や、3Dカメラ、3Dムービーカメラで撮影した3D動画の編集が簡単にできるようになります。

動画の保存機能を使うには、アプリ内課金が必要ですが、それ以外の機能は無料でお使い頂けます。

注意) ズーム倍率について
設定のズーム倍率は、左右それぞれのカメラのズーム比を変えるのでなく、左右のカメラをひとつのデュアルカメラとして、ズーム比率を設定します。
例えば、標準と望遠カメラの組み合わせで、望遠が標準の2倍のカメラの場合
1〜2倍のズーム倍率を設定すると
標準レンズ:設定したズーム倍率
望遠レンズ:2倍(望遠カメラの最小値)
2倍以上に設定すると
標準も、望遠も、設定したズーム倍率になります。
これは、アプリ側の動作ではなく、iOS側の動作となります。
なので、設定のズーム比は、望遠側の最小のズーム比を入力して下さい。

カメラ撮影機能は、i3DMovieCamのサブセットです。iPhoneXS/11/12シリーズ及び、13Proシリーズ以降で使用できます。これらの機種の背面に横に並んだ2つのカメラを使って、3D動画/静止画を撮影することができます。
iPhone13/14/15は、下図のように、カメラが斜めに配置されている為、正しい3D撮影ができません。


iPhone11Pro/12Pro/13Pro/14Proは、3眼カメラのメインと望遠が横に並んでいます。
iPhone15Pro(Max)では、カメラ配置が変わり、メインと超広角が横に並ぶようになりました(自動的にメインと超広角が使用されます)
 

3Dカメラで撮影した3D動画をi3DMovieMkaerで編集する例

File ボタン
映像ファイルを開く
動画 (左右別、全幅SBS、半幅SBS、空間ビデオ) 、 静止画 (左右別、全幅SBS、空間写真) を開きます。 2つのファイルを選択すると左右別、1つのファイルを選択すると空間写真もしくは、SBSとして開きます。 動画の場合、1つのファイルを選択すると「全幅」か「半幅」か「空間ビデオ」のどれか確認します。 左右が逆で開かれた場合、画面下部の「L/R」ボタンを押して、左右を入れ替えて下さい。
動画保存
表示されているステレオ形式で、写真フォルダに動画を書き出します。 動画のサイズが縦横2160ピクセル以上の場合、hevc(H265) を使用します。 動画保存中に、どれかボタンを押すと、保存を中断できます(保存されません)
静止画保存
表示されているステレオ形式で、写真フォルダに静止画を保存します。 動画の場合は、表示されているフレーム画像を保存します。
動画切取り
動画の前後をカットし、必要な部分だけを別動画として保存できます。 但し、動画のサイズは、1280x720Maxとなります。
ヘルプ
このヘルプファイルを開きます。
設定
アプリの設定画面を表示します。
Crop ボタン
動画、静止画を好きなエリアをトリミングできます。 タッチスクロールと下部の定型アスペクト比ボタン([org],[16:9],[4:3],[1:1])で四角のトリミングエリアを設定し、OKボタンを押すと、ト リミングが反映されます。 何度でもやり直す事ができます。 トリミング後は、元画像サイズを最大サイズとしてリサイズされます。
ステレオ形式切替ボタン

最新バージョンでは、上下並び、高さ半分の上下並びが追加されました。
SBS(Cross)設定は削除されました。代わりに、必要に応じて「L/R」ボタンをご使用下さい。
左右別、LR/RL、各種アナグリフ、SBS、HSBSから好きなステレオ形式を選択してください。 選択したステレオ形式で表示および保存が行われます。
L/R切り替えボタン
左右の画像を入れ替えます。
Pause/Play ボタン
動画の再生/停止を切り替えます。 動画は繰り返し再生されます。
カメラ ボタン
iPhone XS/11/12の場合、ステレオカメラが起動します。それ以外の機種では、シングルカメラが起動します。
ステレオカメラは、動画は、左右別ファイル、静止画は、SBS形式で保存されます。 カメラを閉じると、最後に保存された動画もしくは、静止画をメイン画面に表示します。
シングルカメラは、普通に2Dの動画/静止画を撮影できます。 左右にずらして2枚の写真を撮影し、メイン画面のファイルメニューからそれを開くとステレオ写真にできます。
左右の位置調整
メイン画面の画像上を1本指で左右にスクロールさせると左右調整、2本指で上下にスクロールすると上下調整できます。 設定で、「全画面アナグリフ調整モードを使う」をONにすると、画像上をタップすると全画面アナグリフ調整モードにきりかわるので、調整しやすくなると思います。再度、画面上をタップすると元の画面に戻ります。
最新バージョンでは、設定で、「全画面アナグリフ調整モードを使う」をONにすると、全画面アナグリフ調整モードでのみ調整可能となり、通常表示中は、左右位置調整はできないように変更しました。通常表示中、意図せずに、左右の位置が変わってしまうというクレーム対応です。
全画面表示
    表示画像上でロングタップすると全画面表示となります。再度、ロングタップすると元に戻ります。

3Dカメラで撮影した3D動画をi3DMovieMkaerで編集する例

1. パナソニック DMC-3D1
 3D1で撮影した動画は、SDカード内の\PRIVATE\AVCHD\BDMV\STREAM フォルダ内に、拡張子.MTSの動画ファイルとして保存されます。
 ffmpeg.exeを使って、iOSで読み込み可能なmp4動画に変換します。
 入力ファイル名:00001.MTS
 出力ファイル名:00001.MP4 の場合
 ffmpeg.exe -i 00001.MTS -vcodec libx264 -pix_fmt yuv420p 00001.MP4
 変換した00001.MP4をiPhone/iPadに転送し、i3DMovieCamの「映像ファイルを開く」でこのファイルを選択し、「ハーフSBS」で開く

2. Fuji FinePix REAL 3D W3
 W3で撮影した動画は、写真と同じフォルダ内に、拡張子.AVIの動画ファイルとして保存されます。
 ffmpeg.exeを使って、iOSで読み込み可能な左右2つのmp4動画に変換します。
 入力ファイル名:DSCF0001.AVI
 出力ファイル名:DSCF0001_L.MP4(左)  DSCF0001_R.MP4(右)の場合
 ffmpeg.exe -i DSCF0001.AVI -map 0:0 -map 0:1 -vcodec libx264 -pix_fmt yuv420p DSCF0001_L.MP4
 ffmpeg.exe -i DSCF0001.AVI -map 0:2 -map 0:1 -vcodec libx264 -pix_fmt yuv420p DSCF0001_R.MP4
 変換したDSCF0001_L.MP4/DSCF0001_R.MP4をiPhone/iPadに転送し、i3DMovieCamの「映像ファイルを開く」でこの2つのファイルを開く

バッチファイル(conv_bat.zip)
このZIPファイルをダウンロードし、解凍したフォルダにffmpeg.exeを格納してください。
mtstomp4.bat : このアイコンに3D1で撮影したMTSファイルをドロップすると、同じフォルダに変換したMP4ファイルが作成されます。
avitomp4.bat : このアイコンにW3で撮影したAVIファイルをドロップすると、同じフォルダに変換した左右2つのMP4ファイルが作成されます。
ffmpeg.exeはこちらからダウンロードしてください。
Download FFmpeg(official site)