RGB-D画像の使い方

i3DMovieMaker解説ページ


Ver2.21以降、RGBとデプスが分離した(RGB-D)の動画/静止画も、シネマティックビデオやポートレート写真のように、扱えるようになりました。

特に、シネマティックビデオは、撮影したiPhone以外に渡すのが難しく、確認できている範囲では、シネマティック対応機種同士で、AirDropもしくは、iCloud経由で送ったケース以外は、シネマティックビデオとして認識されなくなります。また、タイムクロップ等の編集を行っても、デプスを抽出できなくなります。
そこで、シネマティックビデオをRGB-D形式で、保存しておけば、編集も可能となり、また、シネマティック対応機種でなくとも、3D変換や、USB-CのiPadでも、Looking Glassに立体表示が可能となります。

RGB-D動画/静止画の使い方
1.RGB-D動画/静止画は、必ず、「Depth」という名前のアルバムを作成し、その中に格納
して下さい。「Depth」アルバムから読み込むと、RGB-Dと判断して処理します。
また、File⇒設定 の「ファイルを[PHPicker]で開く」は、OFFにして下さい。ONにすると、
どのアルバムから読み込んだか判らない為、RGB-Dとして処理できません。

2.RGB-Dは、2枚別々でもSBSやT/Bでも、左右分離して読み込めれば処理できます。
ただし、初期設定状態(Para、L/R)で、必ず、左がRGB、右がデプスとなるように、して下さい。
例えば、SBSであれば、左がRGB、右がデプスのものしか正常に処理できません。
2枚別々のファイルの場合は、必ず、RGBを先に選択して下さい。

RGB-DをSBSで保存する場合は、下のように、[3D Format]ボタンを押し、[SBS]を選択して
表示を左右結合したSBSに変更してから保存して下さい。
3.RGB-Dで読み込むと、下のように、「3D」ボタンが現れます。
デプス調整用のスライダーは、表示されません。(既に画像として保存されているので、
調整によりダイナミックレンジは広がりません。)

4.後は、シネマティックビデオや、ポートレート写真同様、3D変換したり、対応機種であれば、
Looking Glassに接続して立体映像を楽しむ事もできます。