デジカメや携帯で撮影したJPEG画像には、EXIFという付加情報が埋め込まれています。(一部、EXIF対応していないデジカメもあります)
EXIF情報の中には、撮影日や撮影条件、場合によっては撮影場所を特定するGPS情報、サムネイル画像等が含まれています。
通常、ステレオ処理等の画像処理を行い、JPEG保存すると、EXIF情報は、失われてしまいますが、設定により、EXIF情報を継承する事ができます。
EXIF情報を継承すると、EXIF情報が残るというメリット以外にも、ファイルを開く時のプレビューやファイルリストが高速に表示されるメリットもありますので、お勧めします。
1.ステレオフォトメーカーでデジカメや携帯で撮影したJPEG画像を読み込む |
2.メニュー/編集/設定で、 「JPEG保存の縮小画像埋め込み選択時、元画像にEXIF情報があればそのままコピーする。」をチェックする。 このチェックをはずしても、EXIF情報があれば、継承されますが、EXIF情報内のサムネイル画像は保存画像から再生成 されます。 つまり、ここをチェックすると、左右横並びのステレオ形式で保存しても、EXIFのサムネイルは、左側のEXIFサムネイルが コピーされます。 チェックをはずすと、左右横並びのサムネイルが再生成されます。 一長一短ありますので、お好きな方に設定して下さい。 |
3.メニュー/ファイル/ステレオ画像保存で、「縮小画像を埋め込む(高速プレビュー用)」をチェックして保存する。 左側の画像のEXIF情報が継承されます。EXIF情報が無い場合は、独自形式のEXIFが作成されて付加されます。 元画像がDAS形式の場合、DASの元画像にEXIFがあれば、それが継承されます。 |
4.先ほど、保存したステレオ写真を開き、メニュー/ファイル/ファイル情報を選択すると、下図のようにEXIF情報が継承 されている事が確認できます。 |
5.左右画像の保存でも、同様にEXIF情報の継承ができます。 元画像が左右別々で、EXIF情報をもっていれば、左右、それぞれのEXIF情報を継承します。 元画像が横並びの一つの画像の場合、その画像のEXIF情報が左右の画像に継承されます。 |
6.もちろん、一括処理でも、同様に「出力ファイル設定」で「縮小画像を埋め込む(高速プレビュー用)」をチェックすれば、 EXIF情報を継承することができます。 |