左右画像自動調整の前準備
(Autopanoの場合)


1. "autopano-v103.zip"を下記のページからダウンロードする。
http://autopano.kolor.com/

2."autopano-v103.zip"を適当なフォルダに解凍する。
 Windows XPの場合、右クリックメニューから「すべて展開」を選択することで、解凍できます。

3.解凍したファイルの中の、「autopano.exe」を右クリックし、「コピー」を選択します。

4.ステレオフォトメーカー(stphmkr.exe)のあるフォルダで、右クリックメニューから「貼り付け」を選択し、
先ほどコピーした「autopano.exe」を貼り付けます。

 
5.ステレオフォトメーカーから「autopano.exe」を呼び出せるように、設定します。

6.設定ダイアログの「位置調整」タグをクリックし、「Autopanoフォルダ」の「参照」ボタンを押し、「autopano」のフォルダにある、autopano.exeを選択し「開く」ボタンを押す。
(ステレオフォトメーカーと同じフォルダにAutopano.exeがある時は、自動的にフォルダ名が入力されるので、この作業は不要です)

7.必要に応じて、それ以外のオプションを設定し、「OK」ボタンを押し、設定ダイアログを閉じます。

オプションの説明
・入力画像の配置
 正しくステレオ窓を調整する為に、入力画像が平行法の並びか、交差法の並びかを指定して下さい。
 間違えると、フレームから飛び出して見づらくなります。
 正しい、ステレオ窓の設定の為に、正しく設定して下さい。

・Autopanoの実行ウィンドウを表示しない。
 ステレオフォトメーカーは、左右画像の自動位置調整を実行すると、Autopano-SIFTを呼び出します。
 Autopano-SIFTは、DOS窓で動作しますので、実行している間、DOS窓が表示されます。
 Autopano-SIFTの実行状況をモニタしたい場合は、そのままで良いですが、DOS窓を表示したくない時は、ここをチェックして下さい。

・ステレオウィンドウ設定
 左右画像の横方向のズレ量を変えると遠近感が変化します。
 次の4つから選択できます。
 「画像の一番手前をフレーム位置(ステレオ窓)にする」
 「遠近のズレが大きすぎる時は、フレーム位置を画像幅の1/25で固定する」
 「フレーム位置(ステレオ窓)の調整を行わない」
 「左右のズレ量を画像幅の割合で指定する」

・自動調整前に樽型補正を行う。
 あらかじめ、お使いのカメラの樽型歪みの最適な補正値を「簡単位置調整」等で調べておきます。
 ここをチェックし、補正値を入力することにより、「自動調整」時、樽型歪みもまとめて修正してくれます。
 一度に処理した方が、画像の劣化が少なくなります。補正値は、10倍して入力してください。(例えば、9.5の場合95)

・調整用のデータを記録しない。
 通常、補正用のデータは、画像のあるフォルダに「autopano」というサブフォルダーを作成し、そこに自動的に保存します。
 次に、同じ画像を「自動調整」する場合、このデータを使うことにより、調整時間が短くできます。
 但し、余計なデータを保存したくない場合は、ここをチェックしてください。

・左右位置調整単位
 メイン画面で、ステレオ画像を表示している時に、上下左右キーを押すと、左右の位置調整ができます。
 ここでは、キーを押す毎に、何ピクセル、移動するかを設定します。

・簡単調整画面を大きくする。
 ここをチェックすると、簡単調整用のダイアログを大きな画面で表示します。
 ここをチェックしなくても、小さなダイアログの右上の最大化ボタンを押すと、後から大きくすることもできます。

・左右画像調整後、自動トリミングする。
 「自動調整」や「簡単位置調整」を行った後、自動で、画像の不要なエリアを切り取ります。

・左右画像調整後、シャープネスをかける。
 「自動調整」や「簡単位置調整」を行った後、設定した値でシャープネスフィルターを掛けます。
 Ver2.38d以降、全ての補正処理を一括でかけるようにしましたので、シャープネスを掛けなくても、画像のボケは、
 ほとんど気にならないと思います。


8.以上で前準備が完了し、左右画像の自動調整ができるようになりました。