メールやファイルアプリの共有画面には、i3DSteroidのアイコンが表示され、選択した画像をi3DSteroidに送って表示や編集ができますが、写真アプリの共有画面には、アイコンが表示されず、写真を送る事ができませんでした。
調べてみた所、「Share Extension」という拡張アプリを組み込むと、アイコンが表示される事が判りました。ただし、「Share Extension」は、SNS投稿用の機能という事で、採用を諦め、「Action
Extension」を使う事にしました。「Action Extension」は、共有画面のアイコンの下に、文章で表示されるメニューに追加されます。
「Share Extension」や「Action Extension」は、本体アプリ(i3DSteroid)に同梱されるのですが、別アプリとして動作します。また、呼び出し元のアプリ(例えば写真アプリ)からは、元の写真をテンポラリーフォルダに保存したアドレスが送られます。空間写真(1つのHEICファイルに左右2枚の写真が格納されている)は、片側だけのJPEG画像に変換されてしまいます。また、この画像のアドレスを本体アプリに送る機能もサポートされていません。
という事で、今回は、かなり特殊な方法で、写真アプリから送られてくるファイル名を本体(i3DSteroid)に送り、本体側で、写真フォルダからそのファイル名(拡張子はJPEGに変えられてしまうので拡張子は除く)を探して、表示するようにしました。なので、写真の切り替えもスワイプ動作で可能となっています。
ただし、写真アプリ以外からの共有は、写真フォルダには、存在しないので、従来通り、i3DSteroidのアプリ内フォルダに格納して表示します。
写真アプリからの共有方法 | ファイルアプリから外部USBカードのファイル共有 | |
画像を選択し、左下の共有ボタンを押す |
USBカードリーダ等を接続し、ファイルアプリを起動 すると、下記のように、選択ボタンが現れる |
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アイコンの下のアクションリストをスクロールして 「i3DSteroidで開く」を探す |
ファイルが格納されているフォルダを開く |
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通常、一番下に追加されるので、良く使う予定で あれば、「アクションを編集」を選び、メニューの 上部に表示されるようにする。 |
i3DSteroidに送りたいファイルを選択し、アクション メニューから「i3DSteroidで開く」を選択する。 従来通り、「i3DSteroid」アイコンを選択しても同じ |
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「アクションを編集」画面で、左の+ボタンを押すと、 メニュー上部に表示されるようになる。 |
選択したファイルが表示される。MPOファイルの場合 左右に分離されて表示される。 |
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このように、「i3DSteroidで開く」がメニュー上部に 表示されるようになる。 |
「写真」アプリ以外から共有したファイルは、 アプリ専用フォルダにコピーして表示する。 |
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左右2枚の写真を送る場合は、サムネイル画面 右上の「選択」ボタンを押し、下のように、左右2枚 の写真を選択し、共有ボタンを押す。 |
アプリ専用フォルダから再度開く事もできるし、削除 したい時は、編集ボタンを押して削除する |
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「i3DSteroidで開く」を選択する。 |
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i3DSteroidに選択した写真が表示される。写真アプリ に戻る時は、左上の「写真」を押す |