WEBページからステレオフォトメーカーでステレオ写真を直接開く方法

ホームページで立体写真を公開なされている方はたくさんおられますが、せっかくデジカメで綺麗に撮影できてもホームページに表示させる為にかなり小さく縮小なされている場合もあります。ホームページスペースに余裕がありましたら、「ステレオフォトメーカー」の「WAB関連」機能を使うなり、大きな写真をサムネイルにリンクさせるなりして公開したらいかがでしょうか。やはりひとまわり大きな写真にできれば、立体写真で見た時の迫力が違います! 後は「ステレオフォトメーカー」にお任せ下さい。

★ ステレオフォトメーカーで見る利点

1.ブラウザに表示しきれないサイズの写真でもお好みのサイズで見る事ができます。
2.特定の部位を拡大して立体視したいという希望も叶います。
3.「アナグリフでないと見られない」という方、「交差法なら見えるけど平行法はちょっと」という方、「液晶シャッターメガネで見てみたい」という方、好きな方法で見る事ができます。

★ ステレオフォトメーカーでステレオ写真を直接開く方法
(この機能は、B-51さんのinet_getのソースを使わせていただきました。B-51さんありがとうございます。)


ステレオフォトメーカーを起動し、メニューから「編集/設定」を選択します。

「IEコンテキストメニュー設定」を開きます。

「IEコンテキストメニューを使用する」をチェックすると、インターネットエクスプローラーにメニューが追加されます。
「ダウンロードファイル」は、WEB上の画像のダウンロードの仕方を指定します。
下記の3つから選択します。
一時ファイルに保存する
 ダウンロード画像を一時ファイルに保存し、表示します。次の画像を読み込むと、前にダウンロードしたファイルに上書きされます。
下記のフォルダに保存する
 ダウンロードファイルをここで指定したフォルダに保存してから表示します。ファイル名は、オリジナルのファイル名を使用します。
ダウンロード毎に保存ファイル名を問い合わせる
 ダウンロード毎にファイル保存ダイアログが表示され、自由にフォルダやファイル名を指定できます。
「ベーシック認証」ユーザー名、パスワードが必要なサイトの画像を読み込む時は、ここで入力します。
ここで入力しなくても、必要な時は、ダウンロード時に、入力ダイアログが表示されますので、気にしなくてもかまいません。
設定が終了したら「OK」を押し、ステレオフォトメーカーを終了します。

インターネットエクスプローラを使いWEBサイトの画像を開く
インターネットエクスプローラーが開いている場合は、全て閉じてから、改めて、インターネットエクスプローラーを起動して下さい。
WEB上のステレオ画像の上でマウスの右クリックボタンを押すと、下図のように、メニューに「ステレオフォトメーカーで開く」という項目が表示されるようになります。



「ステレオフォトメーカーで開く」を選択すると、WEBからその画像を読み込み(読み込み経過は、画面上部に表示されます)、読み込みが終了すると、ステレオフォトメーカーが起動し、その画像が、下図のように表示されます。



横並びの1枚のステレオ画像でも、左右別々のファイルでも、拡張子を除いたファイル名の末尾が「l」「L」「r」「R」の場合は、ペアになる画像を、同じフォルダ内で探して、あれば、ステレオペアとして表示します。
アナグリフ画像を白黒ですが、左右画像に分解して表示することもできます。

表示設定

WEBから直接、画像を開く場合の、入力ステレオ形式や表示方法の設定は、メニューの「編集/設定/起動」で行います。


例えば、上図のように、入力を「横並び」とし、表示方法を「液晶シャッター」「フルスクリーンで表示する」に設定すると、WEB上の横並びのステレオ画像から直接、液晶シャッターモードで表示できるようになります。
さらに、「ESCキーでプログラムを終了する」をチェックしておくと、WEB⇔液晶シャッター表示の切替がダイレクトにできるようになります。

左右独立の画像の場合は、「入力ファイル形式」の設定は、無視されます。

もちろん、ローカルのHTMLドキュメントからも、ステレオフォトメーカーで画像を開く事ができます。また、ローカルの場合は、フォルダ内の画像を「スペース」キーで次々に開く事ができます。WEB上の画像は、残念ながら、1枚づつしか開く事ができません。

サムネイル画像にステレオ画像がリンクされている場合、サムネイル画像を右クリックして「ステレオフォトメーカーで開く」を選択しても、リンクされているステレオ画像を呼び出して表示します。但し、サムネイル画像にHTMLファイルがリンクされている場合は、HTMLファイルを画像として表示しようとしますので、エラーしてしまいますのでご注意下さい。