DASファイル作成、復元...

 DASファイルは、「ステレオフォトメーカー」だけでなく、「デジカメであそぼ 立体写真」や「高機能3Dビューワー」で使用する為の、統合ステレオ画像ファイルです。ファイルの中身は、左右2枚のステレオペア画像(BMPまたはJPEG)とそのサムネイル画像、左右の画像を重ねる時の位置情報等から構成されています。
 DASファイルを作成し、左右の位置を合わせて記録しておくと、ビューワーで連続表示やスライドショーができ、とても便利です。また、元画像ファイルをそのまま埋め込みますので、ファイル名、タイムスタンプを含め全く元のファイルに戻す事もできますので、安心です。
 という事でDASファイルにしておけば、2枚1組が必須のステレオ写真において、ファイル整理ができ、しかも元写真をそのまま使用するので画像劣化の心配もないのでオリジナルはDASファイルでの保存をお勧めします。

DASファイルを元の左右画像ファイルに戻す方法

DASファイルに左右の画像の位置情報を記録する方法

DASファイル作成方法

「ステレオフォトメーカー」のメニュー「ファイル」「DASファイル作成、復元...」を選択すし、左記のダイアログを表示する。

まず、左画像を指定する。

左画像の「参照」ボタンを押す。
必要に応じてプレビュー画像を確認しながら左画像を選択し「開く」ボタンを押す。
左画像が連番のファイル名になっている時は、左のように自動的に右画像を指定します。また左右ファイル名が***l.jpg/***r.jpgのようになっている場合も自動的に右画像を指定します。
右画像が指定されない時や、右画像が違っている場合は、参照ボタンを押し、右画像を指定して下さい。
「作成/復元」ボタンを押し、保存先フォルダ、ファイル名を指定し、保存する。

続けて、DASファイルを作成する場合は、同様に左画像から指定する。

終了する場合は、「キャンセル」ボタンを押す。

DASファイルに左右の画像の位置情報を記録する方法

DASファイルをどの表示タイプでもいいので、立体表示し、矢印キーで立体が見易い位置に、左右画像の位置調整を行う。「Y」キーを押すと、位置情報を書き込んだ旨のメッセージが表示され、その位置が記録されます。次回からその位置関係で表示されるようになります。角度修正情報は、保存されませんのでご注意下さい。

DASファイルを元の左右画像ファイルに戻す方法

 メニューの「ファイル」「DASファイル作成、復元...」を選択し、上記とおなじダイアログを表示する。左画像の参照ボタンを押し、ファイルの種類を「DASステレオファイル(DAS)」にし、戻したいDASファイルを選択する。
 「作成/復元」ボタンを押すと「オリジナル画像ファイル復元」ダイアログが表示されるので、保存ボタンを押すと復元される。