アナグリフのゴースト軽減

赤青メガネで見るアナグリフ画像は、使用しているモニタの特性や赤青メガネのフィルター特性、画像の内容により、ゴーストが目立ち、非常に見ずらくなる場合があります。ここでは、ステレオフォトメーカーを使用して、このようなゴーストを目立たなくする方法を紹介します。
一般的に、アナグリフ画像をLabカラースペースという特殊なモードで、コントラストを下げていくと、ゴーストが目立たなくなります。ただし、コントラストを下げると、当然、メリハリのない画像になってしまいます。
また、通常のRGBカラースペースでコントラストを変更しても、ゴーストの出方はほとんど変わりません。そこで、Labモードで下げたコントラストをRGBモードで戻す事により、コントラストを落とさないで、ゴーストを軽減させることができます。
明るさを調整することで、さらに、最適化することができます。

・オリジナル画像
・カラーアナグリフ画像(ゴースト大)
・Labモードでコントラストを下げる(ゴースト小)

赤青メガネをつけ、ゴーストが目立たなくなるようコントラスト[Lab]を調整します。
さらに、必要に応じて、明るさ[Lab]を調整します。
・RGBモードでコントラストを戻す(ゴースト小)

コントラスト[RGB]を上げます。戻しすぎるとゴーストが目立ってきますので、うまくバランスをとって下さい。
さらに、必要に応じて、明るさ[RGB]を調整します。